2026年のワールドカップはアメリカ、カナダ、メキシコの3ヵ国共同で開催される。それまでにホスト国アメリカ代表にワールドクラスのストライカーは現れるのだろうか。
そこで注目となるのが、アーセナルからスタッド・ランスへローン移籍しているFWフォラリン・バログンだ。彼にはイングランド代表、アメリカ代表、ナイジェリア代表のどこで戦うかを選ぶ権利がある。
そのバログンのアメリカ代表入りを期待しているのが、今季アーセナルでプレシーズンを共に過ごしたGKマット・ターナーだ。
「彼(バログン)は我々の代表チームにとって素晴らしい存在になるだろう。ローン先のクラブで本当によくやっていると思う。そしていずれわかることだが、その決断は心でするものだ。CONCACAF(北中米・カリブ海)の試合でプレイすることがいつも簡単とは限らない。時に過酷な地域でもある。だから僕たちとしては彼がいてくれると本当にありがたい。でも彼の心、彼の心がそこにないとダメだ」(英『Daily Mail』より)
ターナーはこのように述べている。
今季のバログンはフランスのリーグ・アンで17ゴールを記録しており、得点王獲得の可能性も十分にある。それだけのセンスの持ち主がアメリカ代表に加われば、2026年ワールドカップに向けた大きな力となるに違いない。