メッシの後継者候補はMLSにも 開幕から“4ゴール4アシスト”と止まらぬアルゼンチンの逸材はMLSの希望に

アルゼンチン代表に選ばれているアルマダ photo/Getty Images

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南米選手にとって新たなモデルに

昨年のワールドカップ・カタール大会を制し、3年後の連覇へ向けて動き出したアルゼンチン代表。

23日にパナマ、28日にはキュラソーと親善試合を行う予定となっているのだが、その代表メンバーには欧州以外のリーグから選出されている者が2人いる。

アルゼンチンの名門リーベルプレートから選ばれたGKフランコ・アルマーニ、そしてアメリカ・MLSのアトランタ・ユナイテッドより選ばれたFWティアゴ・アルマダだ。
中でも注目はアルマダだ。アルゼンチンのベレス・サルスフィエルドで育った21歳のアルマダは、昨年冬にアトランタ・ユナイテッドへと移籍。欧州からも注目されていた才能だったが、近年成長を続けるMLS行きを選択したのだ。

MLSにとってアルマダの存在は特別だ。主力ではなかったものの、アルマダもカタール大会優勝メンバーの一員だった。MLSからワールドカップ優勝メンバーが誕生したのは、リーグの価値を高めるうえで重要な一歩になったと言っていい。

そのアルマダは今季も快調に飛ばしており、ここまで開幕から4試合をこなして4ゴール4アシストを記録。得点ランクでは単独1位だ。

昨年はリーグ戦29試合で6ゴール7アシストの成績だったが、今年は早くもそれを超える予感がある。今回の代表メンバーにも選ばれており、171cmと小柄なアタッカーもまたリオネル・メッシの後継者候補の1人だ。メッシがどこかのタイミングで代表を去るならば、アルマダも主力候補となるだろう。

MLSで圧倒的な成績を残せば、再び欧州からの関心も再燃する。MLSにとって特別な存在となっているアルマダがアメリカの地からどう成長していくのか。南米選手にとっての新たなモデルとして注目される。

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