日本人選手たちは生き残れる? 遠藤航、浅野拓磨、吉田麻也ら“ブンデス残留”へ勝負の3か月だ

シャルケの最終ラインを束ねる吉田 photo/Getty Images

多くの日本人選手が残留争いに巻き込まれている

ブンデスリーガ5位のフライブルクにはMF堂安律、6位フランクフルトにはDF長谷部誠、MF鎌田大地ら日本人選手が所属しており、トップ4入りを狙う両クラブの終盤戦も注目だ。

しかし、残留争いも忘れてはならない。残念ながら、ブンデスリーガで戦う日本人選手は下位クラブでプレイしている者が多い。現在危険な位置にいるのは14位ボーフムのFW浅野拓磨、16位シュツットガルトのDF伊藤洋輝、MF遠藤航、原口元気、18位シャルケのDF吉田麻也、FW上月壮一郎といった面々だ。

ボーフムは10日にケルンを2-0で撃破し、勝ち点22を伸ばして14位へ浮上。暫定ながら降格圏を抜け出しており、浅野もこのゲームに先発している。しかし、まだ油断はできない。
順位表を見ると、現時点で最下位は勝ち点19のシャルケだ。しかし団子状態であり、17位ホッフェンハイム、16位シュツットガルトも勝ち点19で並んでいるのだ。15位ヘルタ・ベルリンも勝ち点は20、ボーフムは22となっており、ここはまだまだ入れ替わりが起こるはずだ。

最初の注目は11日に予定されているシャルケVSドルトムントのダービーマッチだ。ドルトムントは優勝争いに絡んでいるクラブだが、最近はシャルケも6戦連続負けなしと調子を上げている。最下位シャルケの復調も残留争いを盛り上げる要素となっており、最下位ながらフォームは安定している。それを支えるのはディフェンスリーダーの吉田だ。ダービーでどう吉田が振る舞うかは1つの注目ポイントになる。

昨季は遠藤の活躍もあってシュツットガルトが土壇場での残留を決めたが、日本人選手たちは降格を防げるのか。こちらの戦いも要注目だ。

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