“0-7の悲劇”の予兆はHTにもあった マンU選手が見せた「くだらない光景」にOBロイ・キーンが怒り

ショッキングな敗戦となってしまった photo/Getty Images

メンタルにも問題があったか

ハーフタイムの時点でマンチェスター・ユナイテッドの敗北は決まっていたのかもしれない。0-7の歴史的大敗を喫したリヴァプール戦において、選手たちの振る舞いに苦言を呈したのはクラブのレジェンドOBロイ・キーン氏だ。

6日、敵地アンフィールドでリヴァプールとの一戦に臨んだマンU。前半は拮抗した戦いとなったが、ハーフタイム突入間際の43分に先制点を許し、1点のビハインドを負って試合を折り返した。

後半に入ると開始直後の47分に追加点を奪われ、50分には3失点目。そこからマンUはさらに失点を重ねていき、最終的に計7失点という衝撃の結末を迎えている。

英『Manchester Evening News』によると、現役時代に闘将として名を馳せたキーン氏がマンUの選手のハーフタイム中の言動を疑問視している。英『Sky Sports』でこのように語ったようだ。

「後半に向け、1人か2人の選手が笑ったり冗談を言ったりしながら(ピッチに)出てくる姿が見られた。アンフィールドで1-0で負けているのに、アンフィールドのスタッフやGKコーチと笑い合い、冗談を言い合っている。私はそんなくだらない光景は見たくない。絶対に見たくないね」

「選手たちは働くためにここにいるんだ。これは真剣なビジネスの場であり、大企業の仕事なんだ。笑いやくだらない冗談は忘れるべきだ。それでいて後半に入ると、この若者たちはタオルを投げ入れていた」

見方を変えれば気負いすぎることなく後半に臨むことができたと捉えることもできるが、結果がこうなってしまった以上、今回はキーン氏の意見に説得力がある。該当する選手は自らの試合への向き合い方を見直す必要がありそうだ。

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