これで連勝のトッテナム副官 コンテ監督不在の勝利に喜び露わ「アントニオの椅子を温めることができた」

エースであるケインのゴールも決まって快勝 photo/Getty Images

チェルシーに2-0と快勝したトッテナム

プレミアリーグ第25節、トッテナムはアントニオ・コンテ監督不在の中、同じロンドンのライバルクラブであるチェルシーとホームで対戦した。

ライバル同士の一戦は、前半は得点が生まれず、0-0で前半を折り返した。そした迎えた後半46分。MFオリヴァー・スキップが、ゴール前での攻防からシュートし、トップチーム初ゴールで先制に成功する。そして82分にはFWハリー・ケインがセットプレイから追加点を決め、2-0でウェストハム戦に続き、クリーンシートで勝利を収めた。

そんなトッテナムの副官クリスティアン・ステッリーニ氏が、胆のう炎の手術を行い療養中のアントニオ・コンテ監督に代わってチームを指揮し、勝利したチェルシー戦に満足感を示した。英メディア『football london』が報じた。
「アントニオは試合後、すぐに電話をかけてきた。彼はここ最近とても苦しんでいたから、本当に嬉しそうだったよ。そして、アントニオが戻ってくる前に、勝利できたことに満足している。さらに素晴らしい試合をしたプレイヤーたちに多くの賛辞を送らなければならない」

「アントニオがいない分、選手たちがより責任をもってやってくれていると感じている。まるでティーンエイジャーが大人になるようなものだ。チームは多くの責任を負っている。プレイしているプレイヤーや、ときにはプレイしていないプレイヤーも同様にだ。だからこそ、私はここにいて、アントニオの椅子を温めることができることを嬉しく思う」

チェルシー戦を勝利で終え、チームに満足感を示したステッリーニ代理監督。ひかえめなコメントを残したが、代理にとどまらない結果を見せているのはファンにとっても嬉しい驚きだろう。コンテが戻ってくるまでの間、チームの好調を維持することができるのか。今後のステッリーニの手腕に期待が高まる。

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