ストライカーはゴールさえ決めれば良しと考えるべきなのか。今季よりマンチェスター・シティに加入したFWアーリング・ハーランドを巡っては、様々な意見が出てきた。
ハーランドは25日のボーンマス戦でも1ゴールを記録しており、これで今季リーグ戦得点数は27ゴールに。得点ランク2位のトッテナムFWハリー・ケインに9ゴールの差をつけて首位を独走しており、数字だけで見れば文句なしだ。
しかし、チームの方はアーセナルに首位を譲っている。勝ち切れないゲームもあり、チームが強化されているのか分かりにくいとの声もある。理由の1つとしては、ハーランドがあまりボールに絡んでこないことが挙げられる。
今回のボーンマス戦も71分間プレイして1ゴール決めているが、ボールタッチ数は32回に留まる。GKエデルソン・モラレス(35回)よりも少なくなっており、前線に留まったままチームのパスワークに関与しないケースも目立つ。
英『Football365』によると、今季のハーランドは1試合平均のパスを受けた数が17.4本だという。GKや数分間しか出番をもらっていない選手を除けば、プレミアリーグで5番目に少ない数字となっている。
それもあってか、試合に負けるとハーランドが批判の対象になってしまうことがある。ゴールさえ決めれば絶賛、ゴールがなければ試合に関与していないと批判される。今季はこれの繰り返しといった印象だ。
マンCのポゼッション率が高いだけに、余計にハーランドがチームスタイルに合っているのかどうか議論が起こる。チャンピオンズリーグもハーランドがゴールを決めて勝てば絶賛となるだろうが、結果が出なかった場合は批判される可能性が高い。ストライカーの宿命とも言えるが、27ゴール奪っても満足されない特殊な現象が起きている。