キャプテン剥奪もあった怒涛の7年 今やジャカはアーセナルに欠かせぬ柱となった「キャリアは完全に好転」

アーセナルのリーダーの1人であるジャカ photo/Getty Images

若いチームに欠かせぬリーダーへ

2016年にアーセナルへ加入してからもうすぐ7年。スイス代表MFグラニト・ジャカはアップダウンの激しいところがあった。

2019年にはサポーターとの衝突から、キャプテン剥奪の処分へと発展。当時はサポーターとの関係性も心配され、退団が既定路線かとの見方もあったはずだ。

しかし、ミケル・アルテタの手によってジャカは変わった。30歳を迎えた今はチームの絶対的な柱であり、中盤の欠かせぬ戦力だ。
現在は2024年夏までとなっている契約を延長する話が出ているようだが、それも当然だ。英『90min』もプレミアリーグを代表するMFの1人になったと称賛する。

「ここ数シーズンでガナーズでのキャリアを完全に好転させた。2019年にはキャプテン剥奪の一件があり、退団へ向かっているかと思われた。だが、アルテタはクラブへ留まるよう説得。今30歳を迎えたジャカはプレミアを代表するMFの1人としての地位を確固たるものとし、プレミア制覇を目指すチームで重要な役割を果たしている」

アルテタの下では左サイドバックのオレクサンドル・ジンチェンコとポジションを柔軟に変えるスタイルが鉄板となっており、このビルドアップも効いている。今ではサポーターも絶対の信頼を置いているはずで、悲願のプレミア制覇へのキーマンと言えよう。

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