今季のバルサ守備陣はリーガ史上最強か 驚異的な数字を残す堅守

今季のバルセロナは守備が堅い photo/Getty Images

22試合でクリーンシート17回

バルセロナは19日、リーガ・エスパニョーラ第22節でカディスと対戦。43分にセルジ・ロベルト、前半ATにロベルト・レヴァンドフスキと、立て続けにゴールネットを揺らし、2-0の勝利を収めた。

この結果、リーグ戦で7連勝を飾るとともに、無敗記録を「13」間で伸ばしたバルセロナ。2位レアル・マドリードと勝ち点差「8」で、首位を独走している。

そして、なんといっても今季のバルセロナの凄さは、その失点の少なさにある。無敗をキープする直近13試合で、相手に奪われたゴール数はわずかに「3」。シーズン通してみても、ここまで7失点しかしていない。さらに、データサイト『opta』によると、カディス戦で今季17度目のクリーンシートを記録。22試合消化した時点で17回のクリーンシート達成は、1993-94シーズンのデポルティーボ・ラ・コルーニャ(22試合で16回)を抜き、リーグ最多記録だという。
ロナルド・アラウホやエリック・ガルシアといった若手が台頭し、新戦力のアンドレアス・クリステンセンもすんなりチームにフィットした。長年守備の要を務めてきたジェラール・ピケからの脱却をスムーズに行えたことが、チームにとっては大きいだろう。

2021年に指揮官として帰還したクラブの英雄シャビ。現役時代はパスで崩す華麗なサッカーが売りだった彼のもとで、これほどの堅守なチームが誕生するとは誰が予想しただろうか。このままいけば今季の守備陣が「リーガ史上最強だった」と語られる日が来るかもしれない。

記事一覧(新着順)

電子マガジン「ザ・ワールド」No.292 最強ボランチは誰だ

雑誌の詳細を見る

注目キーワード

CATEGORY:コラム

注目タグ一覧

人気記事ランキング

LIFESTYLE

INFORMATION

記事アーカイブ