苦しむリヴァプールに舞い降りた新星 出場時間伸ばすバイチェティッチは主力定着なるか

バイチェティッチが先発した photo/Getty Images

85分間プレイした

リヴァプールはFAカップ4回戦でブライトンと対戦。前半30分にハーヴェイ・エリオットが先制点を挙げるものの、その後同点に追いつかれてしまい、後半アディショナルタイムには三笘薫に逆転ゴールを許し敗戦した。この試合でも先発出場してチームを支えた男がステファン・バイチェティッチである。

この試合でも[4-1-2-3]のアンカーでスタメンに名を連ねたバイチェティッチは、序盤から潰し役として中盤で暗躍。ボールを奪いながら味方につなげ、リンクマンとしての役割を全うし、18歳とは思えぬ安定感を披露した。

またフィジカル面での成長にも期待が持たれるバイチェティッチだが、この試合ではデュエル勝利数「5」を記録。強度高くプレイできており、さらなるパフォーマンス向上も十分に期待できるはずだ(データは『SofaScore』より)。
バイチェティッチは終盤にファビーニョと交代し、先発出場したプレミアリーグ第21節チェルシー戦よりも長い85分間プレイした。今試合の出場時間は、カラバオカップ3回戦のダービー戦(90分間)に次ぐ長さだ。ファビーニョも決して良いパフォーマンスとはいえない中、若き逸材が苦しむリヴァプールの光となるだろう。

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