ハーランド、ウーデゴーらとノルウェーをEURO&W杯の舞台へ ローマへ合流する大型ウイングの挑戦

ボデ・グリムトでの活躍が認められたソルバッケン photo/Getty Images

昨季のカンファレンスリーグでローマを6-1で粉砕する強烈アピール

マンチェスター・シティFWアーリング・ハーランド、アーセナルMFマルティン・ウーデゴーを筆頭に、近年はノルウェーから続々とタレントが出てきている。惜しくも昨年のFIFAワールドカップ・カタール大会出場権は掴めなかったが、EURO2024、出場枠が増える2026年のワールドカップではダークホース候補としての出場に期待がかかる。

今冬にもノルウェーのタレントに動きがあった。昨年の段階で獲得は決まっていたのだが、今年1月よりイタリアの名門ローマに合流するのがFWオラ・ソルバッケン(24)だ。

このソルバッケンという選手、ローマにとっては苦い記憶のあるアタッカーだ。
というのも、ローマは昨季ソルバッケンが所属していたボデ・グリムトとカンファレンスリーグで合計4度対戦しており、そのうちの1試合で1-6と大差で敗れてしまったのだ。ソルバッケンはそのゲームで2ゴールを奪っており、ローマを指揮するジョゼ・モウリーニョにとっては屈辱的なゲームとなった。

ソルバッケンは続くグループステージのローマ戦でもゴールを奪っており、ローマからすれば強烈なアピールだ。ソルバッケンとは2027年まで契約を結ぶことになり、2021年に代表デビューを飾っている24歳のソルバッケンはなかなか興味深い人材と言える。ノルウェーの選手らしく186cmとサイズもあるウイングで、セリエAを代表する強豪の1つであるローマで成長できればノルウェー代表にとって大きなプラスになる。

ハーランドらを筆頭に5大リーグ組が増えることでノルウェーの個の能力は確実にアップしていくはずで、それがEURO2024や2026年のワールドカップへどう繋がっていくのか楽しみだ。

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