アルビレックス新潟は3日、伊藤涼太郎との契約を更新したことを発表した。今季新潟に加入し、1年目から主力として活躍する伊藤は今季J1の舞台でどのようなパフォーマンスを残せるか。
2016年に作陽高校から浦和レッズに入団した伊藤は、加入後は出場機会に恵まれず。水戸ホーリーホックや大分トリニータに期限付き移籍するも、2021年限りで浦和を退団。昨季から新潟へと完全移籍を果たす。
序盤戦こそ途中出場も多かった伊藤だが、徐々に出場時間を増やしていく。本間至恩が欧州へ移籍した後には、彼の抜けた左サイドハーフでスタメンとして活躍。また終盤戦に高木善朗がケガの影響で離脱した際にはトップ下で起用されるなど、さまざまなポジションでチームを救った。
昨季はキャリアハイとなる42試合9ゴール11アシストでJ2優勝に大きく貢献した伊藤。2年ぶりに復帰するJ1で新潟のプレイヤーとして輝きを放つことができるか。また浦和との古巣対戦にも注目が集まる今季、新潟のユニフォームを着て敵として埼玉スタジアムに乗り込む伊藤に期待が寄せられる。