W杯も終わって再び“ナポリ大旋風”の時間だ 「クワラツヘリアのインパクトはロナウドに似ている」

ナポリで急激に評価を上げるクワラツヘリア photo/Getty Images

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4日のインテル戦から快進撃再開となるか

今季前半戦、最もチームとして機能していたのはイタリアのナポリではないか。プレミアリーグで首位を走るアーセナルのパフォーマンスも印象的だが、ナポリはチャンピオンズリーグでもリヴァプールやアヤックスを撃破するなど攻撃陣が躍動。その破壊力は驚異的なレベルにあり、前半戦の主役と言っていいはずだ。

FIFAワールドカップ・カタール大会による中断期間があったが、再びナポリが主役となるのか。まずは4日にインテルとの上位対決を予定しており、ここで勝てばスクデットへの希望が一段と増してくるに違いない。後半戦へロケットスタートを切り直す意味でも重要なゲームだ。

前半戦の原動力となってきたのは、FWクヴィチャ・クワラツヘリア、ジャコモ・ラスパドーリ、DFキム・ミンジェら新戦力だ。補強が面白いようにヒットすることになり、特に攻撃の方は手がつけられない。
中でもサプライズだったのはクワラツヘリアか。無名に近かったジョージアのアタッカーは、初のセリエAで自慢のドリブルと得点力を存分に発揮。前半戦からビッグクラブ移籍の話題が続々と起きていた。

4日のインテル戦を前に、インテルのマッシモ・モラッティ元会長も特大のインパクトを残したとクワラツヘリアを評価する。その衝撃度はあの元祖怪物インテルに近いものがあるとまで絶賛するのだ。

「タイプは異なるが、ロナウドとインパクトは似ている。彼がロナウドと同じような爆発的なキャリアを過ごすことを願っているよ。彼はそのスキルでナポリに勝利をもたらすだろう」(伊『Radio Punto Nuovo)より。

チャンピオンズリーグではベスト16でフランクフルトと対戦する予定となっているが、前評判ではナポリが上だ。後半戦もナポリは欧州サッカー界を大いに盛り上げてくれるはずで、まずは4日のインテル戦が楽しみだ。

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