ラッシュフォードが公式戦3戦連発! ロペテギ新体制のウルブズにマンUが辛勝

個人技でゴールを奪ってみせたラッシュフォード photo/Getty Images

好調同士の対戦となった

31日、プレミアリーグ第18節ウォルバーハンプトン対マンチェスター・ユナイテッドの試合が行われた。降格圏に沈んでいるウルブズは、フレン・ロペテギ体制となってから公式戦2連勝と上り調子。対するマンUもDFリサンドロ・マルティネスやDFディオゴ・ダロトといった主力を欠きながら、ワールドカップ終了後の公式戦2試合を勝利で終えている。お互いに連勝をかけた一戦となった。
 
前半は両チーム共に相手ゴールに迫る展開となったが、スコアは動かなかった。ホームのウルブズは好調の気配を見せるも、なかなかシュートまで至ることができず。前半の枠内シュートは時折見せ場を作ったFWジエゴ・コスタの1本に留まった。
 
マンUはFWマーカス・ラッシュフォードに代わって左ウイングで先発出場した18歳のFWアレハンドロ・ガルナチョが存在感を発揮。16分には相手DFのバックパスをかっさらい、キーパーと1対1という絶好のチャンス迎えたが、GKジョゼ・サーが見事にセーブ。前半アディショナルタイムには再びガルナチョがチャンスを作ったが、左から上げたクロスはうまく味方に合わなかった。
 
先制点が欲しい両チームは共に後半頭から動く。ロペテギ監督はD・コスタに代えてFWアダマ・トラオレを、エリック・テン・ハーグ監督はガルナチョに代えてラッシュフォードを投入。打開を図った。
 
途中出場のトラオレが早速怖さを見せる中、ウルブズはセットプレイから惜しいシーンを作る。58分、MFルベン・ネベスの直接FKは良いコースに飛んだが、GKダビド・デ・ヘアがきっちり枠外へと弾き出した。
 
ようやく試合が動いたのは76分。途中出場のラッシュフォードが均衡を破る。左サイドからMFブルーノ・フェルナンデスとのワンツーで中へと切り込むと、相手DFと身体をぶつけながらグラウンダーのシュートを放つ。ボールはキーパーの股を抜け、マンUが念願のリードをゲットした。
 
84分には再びラッシュフォードがネットを揺らしたが、VARの介入によってラッシュフォードのハンドが取られ、ゴールは取り消し。後半アディショナルタイムにはデ・ヘアがビッグセーブを見せ、試合は0-1のまま終了。マンUが勝ち点3を積み上げた。
 
この試合で決勝点をあげたラッシュフォードは直近3試合連続でのゴールとなった。マンUがトップ4フィニッシュを目指すとなれば、これからも彼がゴール数を伸ばしていくことが期待される。

記事一覧(新着順)

電子マガジン「ザ・ワールド」No.292 最強ボランチは誰だ

雑誌の詳細を見る

注目キーワード

CATEGORY:コラム

注目タグ一覧

人気記事ランキング

LIFESTYLE

INFORMATION

記事アーカイブ