ケシエ獲得に乗り出しているトッテナム バルサが求める移籍金はもう300万ユーロか

ケシエ本人はバルサ残留を希望しているようだ photo/Getty Images

バルサ加入後、約半年での移籍となるのか

今夏にフリーでミランからバルセロナへと移籍したものの、十分な出場機会を得ることができていないMFフランク・ケシエ。彼の獲得にトッテナムが動き出しているようだ。
 
昨季は主力としてミランのセリエA制覇に貢献したケシエ。しかし、バルサにはMFペドリやMFガビ、MFセルヒオ・ブスケッツ、MFフレンキー・デ・ヨングなどがおり、中盤の層は厚い。デ・ヨングのマンチェスター・ユナイテッド行きが実現していればもう少し出番を得られていたかもしれないが、ここまでの公式戦出場数は13試合、うち先発は5試合に留まっている。
 
そんなケシエに対し、現在プレミアリーグ4位につけているトッテナムが興味を示しているようで、1500万ユーロ(約21億円)のオファーをバルサに提示した模様。スペイン『SPORT』が報じている。しかし、ケシエ本人はバルサを離れたくないという考えのようだ。
 
さらに、インテルもケシエの獲得に関心を抱いているようで、伊『FC Internews.it』はインテルとケシエの間にトッテナム指揮官アントニオ・コンテ監督が立っているとこの状況を表現している。また同メディアによれば、伊『Corriere dello Sport』は、バルサがケシエの移籍金として少なくとも1800万ユーロ(約25億円)を求めていると報じたようだ。
 
現在トッテナムの中盤には、MFピエール・エミール・ホイビュルクやMFロドリゴ・ベンタンクールといった中心選手に加え、今夏に獲得したMFイヴ・ビスマや、一時はレギュラーとして活躍していたMFオリバー・スキップなどがいる。バルサほど競争は激しくないかもしれないが、頭数は揃っているため、もし彼らがケシエを獲得するとなればローン移籍も含めた放出がありえるかもしれない。

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