マンUのGKヘンダーソンの行方はシーズン終盤に決まる? 今季はN・フォレストで活躍中の25歳

ヘンダーソンは来季どこでプレイしているのか photo/Getty Images

デ・ヘア、ヘンダーソン以外の新守護神候補も噂にあがっている

過去にはマンチェスター・ユナイテッドでGKダビド・デ・ヘアから守護神の座を奪ったこともあった25歳のGKディーン・ヘンダーソン。現在、彼はノッティンガム・フォレストへローン移籍中であり、マンUでの将来は不透明な状況。何らかの決断が下されるのはシーズン終了間際となるようだ。
 
10代の頃からマンUのユースチームでプレイし、トップチームまで上り詰めたヘンダーソン。2020-21シーズン後半にはデ・ヘアに代わって先発で起用された時期もあったが、その後デ・ヘアにポジションを奪い返され、今季はローンでノッティンガム・フォレストへと移った。
 
ヘンダーソンが去った今季のマンUではデ・ヘアが継続して好パフォーマンスを見せており、今季限りとなっている彼との契約が延長される雰囲気も出てきている。ヘンダーソンの契約は2025年までとなっているが、デ・ヘア残留となれば本格的に売りに出される可能性もあるだろう。
 
英『Manchester Evening News』によれば、今季からマンUを率いているエリック・テン・ハーグ監督は、28日に行われたノッティンガム・フォレスト戦を前にして、ヘンダーソンの去就について言及。ターニングポイントがシーズン終盤になるであろうことを示唆していたようだ。
 
「今すぐには(ヘンダーソンの去就は)決められない。私が思うに、彼のローンは1シーズンだと思う。我々はシーズンが終わりに近づいた時に決断を下すだろうし、その決断は多くの要因に左右される。彼はノッティンガム・フォレストで本当に良いプレイをしている」
 
今回のマンU戦は、ローン元のクラブとの対戦ということもあり、出場することができなかったヘンダーソン。それでも今季ここまで公式戦16試合に出場するなど、ノッティンガム・フォレストの守護神として君臨しており、24年ぶりにプレミアリーグを戦っているクラブを最後尾から盛り上げている。
 
一方のデ・ヘアはいくら今季調子が良いとは言え、32歳の高給取りであり、足元のおぼつかなさなどもネック。ここ10年以上に及ぶクラブの功労者だが、若くて実力もあるヘンダーソンが優先される可能性もある。もしヘンダーソンがマンUで守護神の座を掴み取りたいと考えているのであれば、シーズン後半戦はデ・ヘア以上のパフォーマンスを見せていきたいところだ。

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