ペップ・シティが望む左SB候補は2人? W杯で価値上げる“クロアチアの壁”には1億ユーロ越えのオファー提示

グバルディオルの価値はW杯でグングン伸びている photo/Getty images

ウィークポイントの補強を進めている

プレミアリーグでアーセナルに次いで2位にいるマンチェスター・シティはサイドバックの補強を計画している。

シティのSBは手薄なポジションであり、トップチームにはカイル・ウォーカー、ジョアン・カンセロ、セルヒオ・ゴメスの3人しかいない。若いリコ・ルイスは出場機会を得始めているが、攻守両面でまだまだ物足りない点がある。

補強候補として挙がっているのが、ミランのテオ・エルナンデスだ。米『ESPN』によると、シティは以前からエルナンデスに関心を寄せていた様子。ただエルナンデスは2月にミランと2026年までの契約にサインしており、引き抜きは難しいと考えられる。

そうなると、本命はライプツィヒのヨシュコ・グバルディオルとなるか。仏『FOOT MERCATO』によると、シティ、マンチェスター・ユナイテッド、チェルシーが若いクロアチア代表DFにオファーを提示したという。シティのオファーはボーナス込みで1億ユーロ越え、ユナイテッドとチェルシーのオファーもそれに近い額とされている。またドイツの絶対王者であるバイエルン・ミュンヘンもこの争奪戦に参加するようだ。

グバルディオルはセンターバック、3バックの左、左サイドバックと複数のポジションでプレイすることができる。シティの左SBは手薄であり、獲得となれば一気にスタメン定着もあり得る。左SBに必要な守備の強度を持っており、攻撃面でも輝くことが可能だ。シティのウィークポイントであり、左SBが強化されれば、より安定したチームになるだろう。

バンジャマン・メンディ獲得後、左SBの補強に大金をかけなかったシティだが、ようやく動き始めている。20歳と若く、獲得に成功すれば当分はこのポジションで困ることはないだろう。

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