ラッシュフォードの流出阻止に動くマンU W杯出場なら契約延長オプション行使が有力か

マンU残留となるか photo/Getty Images

今季は自らのゴールでチームを勝利に導くことも多いラッシュフォード

先日のウェストハム・ユナイテッド戦でヘディングから決勝弾を奪ったマンチェスター・ユナイテッドのFWマーカス・ラッシュフォード。クラブは彼を留めることに熱心なようだ。
 
昨季は低調に終わったものの、今季はエリック・テン・ハーグ新監督の下でチーム1のスコアラーとなっているラッシュフォード。先月28日に行われたヨーロッパリーグのシェリフ・ティラスポリ戦、31日に行われたウェストハム戦と直近の2試合でもゴールを決めており、今季のゴール数は公式戦7ゴールに上っている。
 
そんなラッシュフォードとマンUの現行契約は今季限りとなっており、このままだとフリーでの流出もありえる。今夏にはパリ・サンジェルマンが彼の獲得に興味を持っているという噂が広まり、仏『L’Equipe』は彼の代理人とPSGが話し合いを行ったとも報じていた。
 
英『Daily Mail』によれば、当然マンUはラッシュフォードの引き留めに動こうとしているようで、ラッシュフォード本人もマンUに留まることを望んでいるという。しかし、もし彼がイングランド代表の一員としてカタールW杯に参加することになった場合、年内に契約延長交渉をまとめることが難しくなる可能性もあるようだ。
 
契約満了まで残り半年を切ると、PSGのような海外クラブと移籍に向けた正式な交渉を行うことができるようになる。マンUはそれを阻止するために1年の契約延長オプションを行使し、時間を稼ぐことも視野に入れているようだと同メディアは伝えている。
 
今季のラッシュフォードは現在の調子を維持できれば、2019-20シーズンに記録した公式戦22ゴールを上回ることもできるはず。マンUとしては彼の完全復活と契約延長の両方を同時に叶えることができると理想的だろう。

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