“スイス代表のジャカ”がアーセナルにやってきた 6年目で一変する闘将MFの評価

アーセナルを引っ張っているジャカ photo/Getty Images

アルテタのシステムで輝き増す

今季のアーセナルは一味も二味も違う。前線ではガブリエウ・ジェズス、最終ラインではレンタルから戻ってきたウィリアム・サリバが大きな新戦力となっているが、中盤のスターも忘れてはならない。

絶好調のMFグラニト・ジャカだ。同選手は2016年からアーセナルでプレイしているベテラン勢だが、もはや今季のジャカは新戦力と言っていいほど別人だ。

勝ち切れなかったが、22日のサウサンプトン戦でもアーセナルはジャカのボレーシュートから華麗に先制。今季のジャカは前線まで顔を出しての積極的なプレイが光る。
英『TalkSport』によると、クラブOBケビン・キャンベル氏もジャカに対する見方が変わったと絶賛する。

「正直、ジャカのことは考えていなかった。これまで彼の名前はレッドカードと結び付けられているところがあり、ピッチ上で愚かなことをしていた。しかし今季の彼は素晴らしい。中盤からサポートしてくれるサイドバックがいるから、彼は中盤に留まる必要がない。前へ行くことができているね。誰もがスイス代表でのジャカがアーセナルに必要だと言っていたが、今季の彼はそれを見せている」

スイス代表でのジャカは頼れるリーダーとのイメージも強かったが、それは今季のアーセナルでも同じだ。得点数は早くも3ゴールに達しているが、過去3シーズンはいずれも1ゴールずつしか奪えていなかった。やはり今季のジャカは特別な状態にあり、ついにスイス代表での頼れるジャカがロンドンに舞い降りた。

記事一覧(新着順)

電子マガジン「ザ・ワールド」No.292 最強ボランチは誰だ

雑誌の詳細を見る

注目キーワード

CATEGORY:コラム

注目タグ一覧

人気記事ランキング

LIFESTYLE

INFORMATION

記事アーカイブ