チェルシー新オーナーはまだロナウドに興味津々も…… ポッター新監督が見つめる先は“これから”があるFWたち

グレアム・ポッターが求めるストライカーはクリスティアーノ・ロナウドではないようだ photo/Getty images

最前線の人選に悩まされている

今夏にも報じられたチェルシーのクリスティアーノ・ロナウド獲得の可能性。新オーナーであるトッド・ベーリー氏はロナウド獲得に興味を示していたが、当時の指揮官であるトーマス・トゥヘルは獲得を拒んだ。

米『ESPN』によると、ベーリー氏は現在でもロナウド獲得に熱心な姿勢を見せているようだが、新指揮官であるグレアム・ポッターは別のアタッカー獲得を希望しているという。それがミランのラファエル・レオン、リールのジョナサン・デイヴィッド、ブレントフォードのイヴァン・トニーだという。

獲得できるのであれば優先すべきはトニーだろう。プレミアリーグでの経験があり、昨季は昇格組のブレントフォードで12ゴールを決め、チームを残留に導いた。今季は12試合ですでに8ゴールを記録しており、その勢いは落ちていない。
トニーは非常に万能なストライカーであり、得点だけでなく攻撃の組み立てにも関わることができる。少し降りてのポストプレイを得意としており、そこからのチャンスメイクも可能だ。守備で走ることもでき、26歳とまだまだ稼働できる。

レオンはストライカーというよりもサイドアタッカーであり、マンチェスター・シティが強い関心を寄せている。争奪戦になる可能性があり、移籍金はより高額になる。デイヴィッドは継続して得点を重ねているが、プレミア未経験であり、リスクの高い賭けになってしまう。

チェルシーは現在バルセロナからやってきたピエール・エメリク・オバメヤンを最前線で試しながら、若手のアルマンド・ブロヤにプレイタイムを与えている。どちらもトップクラスを相手にするには物足りなく、チェルシーは誰をストライカーとして獲得するのだろうか。

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