11試合でレッドカード“8枚”の大荒れ模様 スタッド・ランスの命運は伊東純也&バログンにかかっている

スタッド・ランスでプレイする伊東 photo/Getty Images

新戦力2人がいなければもっと順位が落ちた可能性も

今季フランスのスタッド・ランスの救世主となっている選手といえば、アーセナルからやってきたFWフォラリン・バログン、そしてヘンクからやってきた日本代表FW伊東純也だ。

バログンはアーセナルからレンタルで加わった選手だが、ここまで6ゴールと想像以上の活躍を披露。伊東も初の5大リーグ挑戦ながらスムーズに適応しており、ここまで3ゴールを挙げている。スタッド・ランスのリーグ戦得点数が12点となっているため、そのうちの9点を新戦力の2人が決めていることになる。スタッド・ランスにとっては大当たりの補強と言っていい。

仏『L'Equipe』によると、バログンは伊東とも良い関係を築けていると語っている。
「自分が結果を出せていることに驚きはないよ。継続的にプレイ出来ていなかった時はフラストレーションを溜めていたからね。最初はホテルでジュンヤと一緒になったんだ。彼が少し前に来ていて、ピッチの中でも外でも良い関係だ」

スタッド・ランスは現在15位と苦しい順位にあるが、何より目を引くのはレッドカードを8枚も受けているところにある。そのうちの1枚は伊東がもらったものだが、さすがにチームとして退場者が多すぎる。16日のロリアン戦でもジオン・ロピとエマニュエル・アグバドゥが退場しており、現在は5試合連続で誰かがレッドカードを受けている。

そんな状況でも勝ち点を9ポイントも稼げているのは、バログンと伊東が懸命に得点を奪っているからだ。この新戦力2人がいなかったら、降格圏に落ちていた可能性も考えられる。

伊東がレッドカードの処分から復帰すれば、再びバログンとのホットラインからチームを救うゴールを狙っていくことになる。早くもこの2人が生命線となっており、スタッド・ランスの残留はバログン&伊東次第か。

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