わずか7分間のCL最速ハットトリック サラーの得点力生かすなら最前線の起用がベストか

途中出場でハットトリックのサラー photo/Getty Images

[4-2-3-1]で戦う今季のリヴァプール

リヴァプールはUEFAチャンピオンズリーグのグループステージ第4節でレンジャーズと対戦。1点を先制される展開になるも、前半に追いつき後半には一挙6ゴールを決めて7-1と勝利した。この試合で途中出場ながらハットトリックを決めたモハメド・サラーが復調の狼煙を挙げる。

サラーは3-1で迎えた68分にチームの3得点目を挙げたダルウィン・ヌニェスと途中交代で投入される。[4-2-3-1]の最前線に入ったサラーは、ゴール付近でプレイすることで自身の得点力を遺憾なく発揮。75分にチームの4点目となる得点決めると、80分、81分にもゴールを決めてわずか7分間でハットトリックを達成した。

7分間でのハットトリックは、CLでの最速記録を更新。2011年にリヨンとディナモ・ザグレブの一戦でバフェティンビ・ゴミスが記録した8分間でのハットトリックを塗り替える形となった。
今季はヌニェスの加入によって[4-2-3-1]を兼用しているリヴァプールだが、サイドハーフのサラーはプレイ位置がゴールから遠くなることで自身の特長を発揮できず。それが自身のゴール数にも大きく影響していた。そんな中で今試合では最前線に起用。ディオゴ・ジョタとのコンビで、サラーの持ち味を大いに見せた。

これはリヴァプールにとっても選手起用の選択肢が増える結果となった。最前線からラインブレイクできるヌニェスとボールを持って前を向きながらゴールを奪えるサラー。彼らの使い分けが[4-2-3-1]のシステムでどう反映していくか。

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