正確なキックで大久保へと展開した岩尾憲 FKでチャンス創出など浦和に欠かせない司令塔

浦和の司令塔となる岩尾 photo/Getty Images

今季から浦和に加入した

J1第32節でサガン鳥栖と対戦した浦和レッズ。公式戦2試合連続で4失点を喫していた浦和だったが、ホームでの一戦で2-1と勝利した。この試合でのキャスパー・ユンカーの先制点は、岩尾憲の正確なキックから生まれている。

今節も伊藤敦樹とのコンビで2ボランチを組んだ岩尾。スコアレスで迎えた40分には右サイドの大久保智明に対して自陣からのロングボールを供給してチャンスを作ると、大久保が対応する守備をまた抜きでかわして最後はキャスパー・ユンカーが得点を決めた。

中盤から正確なキックでクサビのボールや両サイドへ展開するなど、岩尾は浦和の舵取り役として欠かせない存在となっている。また18分には中央左からのFKを直接狙ってゴールを脅かしており、正確なキックが浦和の武器となっているのだ。
リカルド・ロドリゲス監督のサッカーを表現する重要な存在となる岩尾。ポゼッション時もショートカウンターでも彼が起点となることで攻撃に浦和が攻撃に転じることができる。伊藤が迫力のある攻撃参加を見せられるのも、安定感あるプレイで中盤を支える岩尾がいるからだ。

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