鎌田は守備で存在感発揮、長谷部は驚異の“デュエル勝率約90%” 公式戦3連勝好調維持するフランクフルトでサムライは輝く

中心選手として輝く鎌田大地 photo/Getty images

鎌田はすでに大黒柱だ

開幕から3試合勝ち星がなく、スタートダッシュに失敗した鎌田大地と長谷部誠、2人の日本人選手が在籍するフランクフルト。攻撃面で中心人物だったフィリップ・コスティッチの放出が大きく影響しており、難しい序盤戦となった。が、第4節ヴェルダー・ブレーメン戦で初白星を挙げると、そこからは順調に勝ち点を積み上げており、直近のウニオン・ベルリン戦でも2-0と勝利しリーグ戦は2連勝、CL含めた公式戦では3連勝と好調を維持している。ホッフェンハイムの成績次第だが、現在は5位と上位に名を連ねている。

ウニオン戦では鎌田、長谷部ともに先発フル出場しており、評価を高めている。

従来はシャドーや2列目でプレイする鎌田だが、今季は元ドイツ代表のマリオ・ゲッツェの加入もあってボランチでプレイすることが増えている。
慣れないポジションではあるが、鎌田のパフォーマンスは落ちていない。ボランチになったことでより後方でのビルドアップに参加してボールの循環を良くしており、攻撃時には様々なポジションに顔を出して攻撃に厚みを生み出す。地上戦のデュエル7勝、2度のインターセプト、3回のボール奪取と球際の強さも十分であり、プレイの幅の広さを証明している。

「チームメイトのローデやゲッツェと共にゲームをコントロールできる素晴らしい選手だ。守備のタスクも熱心に行っていた」

独『FrankfurterRundschau』ではウニオン戦での鎌田をこのように見ており、高いスタッツを記録した守備面を高く評価している。

大ベテランの長谷部だが、38歳となった今でもチーム内で高く評価されており、ウニオン戦は今季リーグ2度目の先発出場を飾った。3バックの一角としてピッチに立ち、最後尾からチームを支えている。

どうしてもこの年齢になれば身体的な衰えは顕著になるが、長谷部は経験でそれをカバーしている。ウニオン戦では地上戦、空中戦合わせて7回のデュエルを制しており、勝率は驚きの87.5%だ。素晴らしい数字であり、タックル成功数は鎌田と並ぶ3回となっている。

「今季3度目の先発出場(CL含めて)、フランクフルトは3勝目。何か縁がありそうな気がする。チーム全体を安定させることができ、速くデカいベルリンのアタッカーに対して冷静に慎重に対応していた」

年齢もあって全試合に出場することはできていないが、ピッチに立てば存在感を発揮する長谷部の強みが評価されている。3度の先発で3勝と流れをチームに引き寄せており、この記録はどこまで続くのか。

今季好調なチームで輝く2人のサムライ。とくに鎌田はワールドカップ・カタール大会を控えており、このまま好調を維持して11月を迎えたい(データは『SofaScore』より)。

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