僅か“200万ポンド”でやってきたエアバトラー ケイヒルはプレミア史に残る移籍だった

オーストラリア代表として長く活躍したケイヒル photo/Getty Images

プレミア最高の補強候補に

プレミアリーグ史上最高の補強は誰になるだろうか。これは単純に活躍したかどうかだけでなく、獲得に費やされた移籍金額なども考慮してのものだ。

現在英『Daily Mirror』がアンケートを取っており、候補にはスポルティングCPからマンチェスター・ユナイテッドにやってきた若き日のクリスティアーノ・ロナウド、カーンから800万ポンドでレスター・シティに移籍してプレミア制覇に貢献したエンゴロ・カンテ、1996年に480万ポンドでミランからアーセナルに加入して世界有数のセントラルMFになったパトリック・ヴィエラ、僅か6万ポンドで加入しながら10年以上エヴァートンを支えてきたDFシーマス・コールマンらがリストアップされている。

そんな中、唯一アジア勢から選ばれたのが元オーストラリア代表MFティム・ケイヒルだ。アジアからは現在トッテナムで活躍するソン・フンミンも特大のインパクトを放っているが、エヴァートンでプレイしたケイヒルも対戦相手にとってかなり厄介な選手だった。
その脅威はアジアのライバルとして何度も激突してきた日本代表もよく理解しているが、ケイヒル最大の武器はエアバトルだ。同メディアもMFとしてフランク・ランパードやスティーブン・ジェラードの方がケイヒルを大きく上回る実力者ではあるものの、空中戦に限ればケイヒルを上回るMFは見当たらないとの見方を示す。

ケイヒルの場合はそこまで背が高いわけではないが、落下点を見極める力とジャンプ力がずば抜けていた。フィジカルバトルの激しいプレミアでも通用してきたことがケイヒルの強さを示している。

中盤、最前線までこなすケイヒルもまたプレミアリーグ史に刻まれる特別なプレイヤーであり、そのケイヒルを2004年に200万ポンドでミルウォールから引き抜いたエヴァートンの動きは見事だった。コスト面を含め、プレミア史上最高の移籍候補に入るのも頷けるか。

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