「PSGにいる時よりもずっと自由にプレイできる」 ムバッペが今季未だ“0アシスト”の原因はここにある?

オーストリア戦で決勝ゴールを決めたムバッペ photo/Getty Images

今季もゴールは量産している

UEFAネイションズリーグのオーストリア代表戦に臨み、見事な決勝ゴールを奪ったフランス代表FWキリアン・ムバッペ。彼はパリ・サンジェルマンより代表でプレイする方が快適だと感じているようだ。
 
FWカリム・ベンゼマが負傷離脱中ということもあり、今回のオーストリア戦ではFWオリヴィエ・ジルーと前線でコンビを組んだムバッペ。オフサイドでノーゴールの判定となったものの、試合開始早々にネットを揺らすなど、この試合では序盤からキレの良さを見せつけていた。
 
スコアが動いたのは後半に入った56分。相手のパスミスを拾ったジルーからムバッペがパスを受け、ピッチ中央をドリブル突破。独力でカウンターを成立させる強烈な先制ゴールを決めた。
 
その後、ジルーがヘディングで追加点を奪い、2-0でオーストリアを下したフランス代表。英『Daily Mail』によれば、この試合後にムバッペがミックスゾーンでコメントを残しており、代表とクラブでのプレイの違いについて自らの考えを明かしている。
 
「ここで求められていることは違うんだ。ここではPSGにいる時よりもずっと自由にプレイできる」
 
「監督はジルーのような "9番 "がいることを知っているから、僕は動いてスペースに向かうことができるんだ。パリでは違っていて、ピボット(攻撃の起点としてプレイ)するように言われる。それでも僕はどこでも楽しむことができるけどね」
 
レアル・マドリード移籍が噂されながら、結局PSGに残留した今季のムバッペ。クリストフ・ガルティエ新監督の下、すでに公式戦9試合10ゴールを奪う活躍を見せており、FWリオネル・メッシ、FWネイマールらと共にPSGの攻撃を牽引している。
 
しかし、気になるのは彼のアシスト数。昨季は公式戦で21ものアシストを記録したムバッペだが、今季は未だ0。やはり代表ほど自由にプレイできていないことが響いているのかもしれない。

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