フランクフルト、トッテナム撃破でCL連勝スタート 強豪ひしめくグループで首位に立つスポルティングはなぜ強いのか

トッテナムに2点目を奪い歓喜するアルトゥール・ゴメスとアモリム監督 photo/Getty Images

ルベン・アモリム監督の評価は上昇する

UEFAチャンピオンズリーグのグループステージ第2節でスポルティングとトッテナムが対戦。スポルティングが終盤に2ゴールを決め、2-0で勝利した。これでスポルティングは前節のフランクフルトに続く勝利でグループDで単独首位に立っている。

フランクフルト、トッテナムを撃破したスポルティングの戦い方は決して相手に合わせた守備的なスタイルではなく、自らのスタイルを貫いて勝利を手にしているのだ。プリメイラリーガでは上位陣との試合が続き不調気味なスポルティングだが、CLではルベン・アモリム監督の手腕が大いに発揮されている。

[3-4-2-1]のスタイルで戦うアモリム・スポルティングは、前からのプレッシングにも屈せず最終ラインからボールをつないで攻撃を組み立てていく。フランクフルトやトッテナムといった強度高く縦に速いスタイルの相手に合わせず、遅攻を駆使してチャンスを創出。リヴァプールやサンダーランドでもプレイし、センターバックの中央に立つセバスティアン。コアテスが上下に動き、ポゼッションを高める。DF陣は足元の技術が高く、簡単にはボールを奪われることはない。それを貫くことで相手の攻撃リズムを崩す作用も起こしている。
そして前線からのプレスが甘くなった後半、一気に鋭さを見せてゴールに迫る。マーカス・エドワーズ、フランシスコ・トリンコン、ペドロ・ゴンサウヴェスの個が強い前線が好機を作り出す。トッテナム戦ではアモリムの采配も的中し、途中交代のFW陣が得点を奪った。

まさかの2連勝となったスポルティングだが、その戦いぶりを見れば決して運よく勝利を手にしたわけではない。どんな相手にも継続するアモリム監督のスタイルが強豪ひしめくグループでよさを際立たせている。

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