待ち焦がれたパルティの復帰はもうまもなく アーセナルは再び連勝街道に戻れるか

エヴァートン戦で復帰となるか photo/Getty Images

パルティ不在の影響がもろに出たマンU戦

プレミアリーグ第6節マンチェスター・ユナイテッド戦で3-1の敗戦を喫し、開幕からの連勝記録を5で止めてしまったアーセナル。MFトーマス・パルティ離脱の影響が大きかったことは間違いないが、彼の復帰はもうすぐのようだ。

クリスタル・パレスとのプレミアリーグ開幕戦は2-0で白星をあげ、続くレスター・シティ戦、ボーンマス戦は4-2、0-3といずれも2点差以上で勝利していたアーセナル。その後のフラム戦、アストン・ヴィラ戦は2-1の接戦となっており、試合終盤に逆転弾や勝ち越し弾を奪う薄氷の勝利となっていた。

苦戦したフラム戦、アストン・ヴィラ戦で共通するのがパルティの不在だ。フラム戦ではMFモハメド・エルネニーが代役を務めたが、この試合後に彼も負傷離脱。

続くアストン・ヴィラ戦、マンU戦はMFアルベール・サンビ・ロコンガが先発出場しているが、3失点を喫したマンU戦では彼のパスミスから失点するシーンもあり、今後に不安を残すパフォーマンスとなっていた。

英『Evening Standard』によれば、パルティの怪我は予想よりも早く回復しているようで、9月下旬の代表ウィークまでには復帰できるようだ。早ければ11日のエヴァートン戦でメンバー入りする可能性もあるという。

一方のエルネニーは復帰まで数ヵ月かかると報じられており、パルティ復帰まではなんとか今のメンバーで持ち堪えたいところ。現在アーセナルは首位をキープしているが、このままズルズルと下降線を辿ることだけは避けたいだろう。

今夏に守備的MFを補強できなかったツケが早くも回ってきているアーセナル。復帰後のパルティにはエルネニーが戻ってくるまで、もしくはカタールW杯が始まる11月中旬までフル稼働を要求することになるだろう。W杯終了後の冬の移籍市場では、今度こそ中盤の新戦力を確保したいところだ。

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