9月下旬までルカクを欠くかもしれないインテル ミラノダービー、CLバイエルン戦は好調ラウタロがいれば大丈夫か

クレモネーゼ戦をスタンドから観戦したルカク photo/Getty Images

ラウタロとルカクのコンビが復活した今季のインテル

チェルシーからインテルへと復帰し、開幕戦からゴールを記録していたFWロメル・ルカク。まもなくチャンピオンズリーグのグループステージが始まるというこの時期に、無念の負傷離脱となってしまった。

2020-21シーズンにインテルでセリエA制覇を果たし、昨年夏に古巣チェルシーへと復帰していたルカク。しかし、そこではインテル在籍時ほどのパフォーマンスを発揮するに至らず、今季はローン移籍でインテルへ舞い戻る形となっていた。

ルカクはリーグ開幕戦から前節のラツィオ戦まで、3試合連続でFWラウタロ・マルティネスと2トップで先発出場していた。第1節レッチェ戦では試合開始早々からゴールをゲットしており、続くスペツィア戦でもアシストを記録。まずまずのスタートを切った。

しかしインテルは先日、練習中にルカクが負傷したことを発表。彼の状態は来週になってから再びチェックされるようで、31日に行われた第4節クレモネーゼ戦もメンバー外となった。

この試合では相棒・ラウタロもベンチスタートとなり、FWホアキン・コレアとFWエディン・ジェコが2トップでスタメン出場。インテルは試合序盤の12分に、ジェコのシュートのこぼれ球をコレアが押し込んで先制点を奪っており、76分には途中出場のラウタロがダメ押しの3ゴール目をゲット。ルカク不在の影響を感じさせない試合運びを見せた。

伊『Gazzetta dello Sport』は、9月下旬の国際Aマッチデーを迎えるまでルカクが離脱している可能性もあると伝えており、その間には、ミランとのダービーマッチやCLのバイエルン・ミュンヘン戦といったビッグマッチも挟まれている。こういった試合でこそ、復帰したルカクの活躍に期待が寄せられていたはずだが、ラウタロが4戦3ゴール1アシストと開幕からエンジン全開なことはせめてもの救いだろう。

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