「冨安やソアレスを寄せ付けない」 新生アーセナル最終ラインに入れぬ冨安はどうなる

昨季冨安は右サイドバックとして高評価 photo/Getty Images

4連勝しているチームの最終ラインはいじりにくい

怪我で出遅れたとはいえ、日本代表DF冨安健洋にとって今季のスタートはやや厳しいものとなった。

昨夏アーセナルに加わった冨安は右サイドバックとして大ブレイクを果たし、1シーズンでサポーターのハートをがっちりと掴んだ。しかし、今季は開幕からベン・ホワイトが右のサイドバックに入っている。今夏にウィリアム・サリバがレンタル先から戻ってきたため、ホワイトがセンターバックから右サイドバックにスライドする格好となったのだ。

左のセンターバックにガブリエウ・マガリャンイス、右にサリバ、右サイドバックにホワイト、左サイドバックには第3節まで新加入のオレンクサンドル・ジンチェンコ、4節のフラム戦では負傷したジンチェンコに代わってキーラン・ティアニーが先発に入っており、ここまではこの4バックが上手く機能している。フラム戦ではマガリャンイスにまさかのミスがあったものの、あのプレイだけで評価が大きく落ちることはないだろう。

結果が出ている時はスタメンに手を加えない方がいいと言われることもあるが、今のところこの4バックを大きく変える必要性は見当たらない。冨安はここまでベンチスタートとなっており、思った以上にこの序列をひっくり返すのは難しいかもしれない。

英『Football London』は右サイドバックに入るホワイトについて、「アーセナルの最終ラインはここまでの4試合で、裏のスペースを狙ってくるジェイミー・バーディやフィジカルを武器とするミトロビッチら様々なタイプのアタッカーと相対してきた。ホワイトは右サイドバックを上手くこなしており、冨安やセドリック・ソアレスを寄せ付けないように見える。次節のアストン・ヴィラ戦でもポジションを維持するだろう」と取り上げており、今のところはホワイトが右サイドバック1番手で固定されている。

ホワイトも果敢に攻め上がってチャンスメイクに貢献しているが、攻撃面のセンスでは冨安も負けていない。ビルドアップの部分でも冨安はホワイトとは異なる貢献が出来るはずだが、チームが勝っている時の最終ラインはいじりにくい。アルテタも悩ましいだろう。

どこかで冨安も先発のチャンスを掴みたいところだが、昨季より激しくなっているレギュラー争いに勝利できるか。

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