P・ジョーンズを始めとするDF3人はマンU残留へ 負傷の影響により今夏の移籍はなしか

残留の可能性が高いジョーンズ photo/Getty Images

バイリーがいなくなったマンUのDF陣

先日、MFカゼミロをレアル・マドリードから獲得したものの、アヤックスのFWアントニーなど、さらなる補強が噂されているマンチェスター・ユナイテッド。移籍期間が終了する残り数日で選手の放出も進めたいところだが、負傷の影響によってチームに残る可能性が高い選手もいるようだ。

マンUは今夏、FWエディンソン・カバーニやMFポール・ポグバ、MFネマニャ・マティッチ、MFフアン・マタ、MFジェシー・リンガードといった選手たちが契約満了で退団。MFアンドレアス・ペレイラはフラムへと完全移籍で放出し、GKディーン・ヘンダーソンやDFアレックス・テレス、DFエリック・バイリーなどはローンで他クラブへ活躍の場を移している。

英『Daily Mail』によれば、エリック・テン・ハーグ監督がサウサンプトン戦前に行われた記者会見にて、DFフィル・ジョーンズ、DFブランドン・ウィリアムズ、DFアクセル・トゥアンゼベの3人がチームに残る可能性について言及。怪我の問題により、この3人は移籍が困難となっているようだ。

「より多くの選手が出て行くことを私が期待していると思うか? それはそうかもしれない」

「しかし、あなたが話しているのは今この瞬間に起用できない選手たちについてだ。だから、この移籍期間に彼らが出て行くことはないと思う」

ウィリアムズとトゥアンゼベの2人は、マンUユース出身の選手たち。ウィリアムズは昨季ノリッジ・シティにローン移籍しており、トゥアンゼベも昨季前半はアストン・ヴィラ、後半はナポリでプレイしていた。

一方のジョーンズは、2011年夏からマンUに在籍。かつては主力としてプレイしていたが、近年は怪我の影響によりほとんど戦力としてチームに貢献することができておらず、昨季はリーグ戦163分の出場に留まっている。

ウィリアムズがポジションを争うことになる左サイドバックには、DFルーク・ショーとDFタイレル・マラシアという2人の選手が君臨しており、彼がトップチームでプレイタイムを得るのはかなり難しいだろう。

一方、バイリーがいなくなったセンターバックは、DFリサンドロ・マルティネスという新戦力が加わったものの、ここ2試合出番のなかったDFハリー・マグワイアにも移籍の噂が出ている。可能性は低そうだが、もしこの話が実現し、新たなCBも加わらなかった場合、ジョーンズやトゥアンゼベが貴重な戦力として数えられる機会も訪れるかもしれない(データは『FBREF』より)。

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