カゼミロ、クロースの分まで輝きを放ったモドリッチ セルタ戦で美しい1ゴール1アシストを記録

見事なゴール&アシストを記録した photo/Getty Images

カゼミロ移籍決定後の初戦

1-2で勝利したアルメリアとのリーガ開幕戦に続き、第2節セルタ・デ・ビーゴ戦で1-4の勝利を収めたレアル・マドリード。MFカゼミロが移籍し、MFトニ・クロースも不在というやや不安な状況の中、彼らと共にレアルの中盤を支え続けてきた36歳のMFルカ・モドリッチが輝きを放った。

カゼミロの電撃的なマンチェスター・ユナイテッド移籍が決まり、クロースも風邪でメンバー外となったセルタ戦。カルロ・アンチェロッティ監督はモドリッチ、MFエドゥアルド・カマヴィンガ、MFオーレリアン・チュアメニの3人を中盤で起用した。

試合は14分にFWカリム・ベンゼマのPKでレアルが先制するも、9分後にはセルタのFWイアゴ・アスパスにPKで1点を返され、1-1の同点に。前半終盤までスコアは動かないまま、試合は進行した。

均衡が破れたのが41分。DFダビド・アラバからのパスを前線で受けたモドリッチは、中央へのカットインからボックス手前で右足を一閃。弧を描く見事なミドルシュートでレアルにリードをもたらした。

そして迎えた56分。セルタの攻撃を凌いだレアルは守備から攻撃へ素早く切り替えると、ボールはモドリッチの下へ。自陣内で前を向くと、最前線に残っていたFWヴィニシウス・ジュニオールへ即座にスルーパスを通し、これがチームの3点目をアシストする形となった。

その後、今度はMFフェデリコ・バルベルデのゴールが決まり、レアルは3点のリードをゲット。1ゴール1アシストのモドリッチは77分でお役御免となり、ファンからの拍手を浴びながらピッチを後にした。

今回のセルタ戦で、カゼミロ退団の不安を吹き飛ばすかのような活躍を見せたモドリッチ。もうクロース、カゼミロ、モドリッチの黄金トリオが見られないと思うと寂しい限りだが、ここからはモドリッチ、クロースに若手たちを加えた、新・黄金ユニットが築かれていくことだろう。

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