ジェズス2G2Aも「4得点するべきだった」とガッカリ!? レスター戦で別次元の動きを見せたアーセナルの新9番

このパフォーマンスを継続できるか photo/Getty Images

期待以上の働きを見せているジェズス

今夏に4500万ポンド(73億円)という移籍金でマンチェスター・シティからアーセナルへとやってきたFWガブリエウ・ジェズス。レスター・シティとのプレミアリーグ第2節では、ついにアーセナルでのリーグ初ゴールを奪った。

0-2の勝利を収めたクリスタル・パレスとの開幕戦から、2試合連続でスタメン出場を飾ったジェズス。本拠地エミレーツ・スタジアムで全4得点に絡むパフォーマンスを見せた。

圧巻だったのは先制点のシーン。ボックス内左側でボールを受けたジェズスは、ループ気味のシュートを選択。アイデアと技術が詰まったゴールでアーセナルに先制点をもたらした。

その後も、コーナーキックからのヘディングで追加点を決め、MFグラニト・ジャカやMFガブリエウ・マルティネッリのゴールをアシストしたジェズス。結果的に2ゴール2アシストに終わったが、得点シーン以外にもキーパーと1vs1の場面に持ち込んだシーンが何度かあり、終始キレのある動きを見せた。

英『football.london』によれば、ミケル・アルテタ監督も試合後にジェズスのパフォーマンスについてコメント。もっとゴールを奪えたとことに言及しつつ、相手ディフェンスの立場から、彼のパフォーマンスを評価している。

「ガビの実力は知っている。2得点、2アシストしたが、彼は4得点するべきだったと考えていて、まだがっかりしている。それが彼の基準であり、メンタリティなんだ。もっと上のレベルに到達する必要がある」

「彼とは対戦したくないね。私はディフェンダーになったことはないけれど、楽しめないことは想像できる。彼はとても機動力があり、直感的で、常に鋭く、試合のどんな瞬間、局面でも積極的にプレイする、まさに脅威の存在だ」

昨季はFWブカヨ・サカのリーグ戦11ゴール7アシストが、チーム内の最高成績となったアーセナル。ジェズスがレスター戦のようなパフォーマンス、結果を出し続ければ、昨季のサカの数字は優に超えるはず。比例してチームの勝ち点も伸びていくことだろう。

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