ディバラをまだ諦めていないモウリーニョ 本人の心はローマ行きに傾くのか

モウリーニョ監督が獲得を希望 photo/Getty Images

モウリーニョ体制2年目となるローマ

ユヴェントスを契約満了で退団し、現在フリーとなっているFWパウロ・ディバラ。以前にもローマからの関心は報じられていたが、ジョゼ・モウリーニョ監督は彼の獲得をまだ諦めていないようだ。

ローマは先日、MFヘンリク・ムヒタリアンをインテルへと放出。FWニコロ・ザニオーロとも契約延長交渉が難航しており、今夏の退団が噂されている。

そういった事情もあり、ローマは契約満了でレアル・マドリードを退団したMFイスコを狙ったが、イスコ本人がこの提案を拒否したとスペイン『AS』は報じており、モウリーニョ監督が新たな攻撃のキープレイヤーを求めていることは明らかとなっている。

これまでディバラの移籍先にはインテルの名前が多く挙げられていたが、彼らの下にはムヒタリアンだけでなくFWロメル・ルカクも復帰。前線は人員過多となっており、選手を放出しなければディバラは獲得できないと見込まれている。

こういった状況を見越してか、モウリーニョ監督はクラブに対してパウロ・ディバラ獲得を強く要求していると、伊『Corriere dello Sport』は伝えている。さらに、同メディアによれば、ディバラはチャンピオンズリーグへの出場やより強いチームへの加入を望んでいるようだが、居場所を確保するためなら賃金の要求額を下げることも考えているという。

ローマは今季CLに出場しないものの、ヨーロッパリーグには出場。昨季はヨーロッパカンファレンスリーグを制覇するなど上り調子となっている。そんなチームで攻撃の中心を託されるとなれば、挑戦のしがいもあるだろう。果たしてディバラはローマからの関心をどのように受け止めているのだろうか。

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