200億円以上の支出もありえるリーズ ハフィーニャとK・フィリップスの放出で最大180億円の収入も

フィリップスに続いてハフィーニャも退団か photo/Getty Images

7人目の獲得にも動いているリーズ

23歳のコロンビア代表FWルイス・シニステラ獲得を正式に発表したリーズ・ユナイテッド。これでリーズは今夏6人目の新戦力獲得となった。

2018年からフェイエノールトでプレイしたシニステラは、昨季リーグ戦とヨーロッパカンファレンスリーグの42試合で、計18ゴール11アシストを記録する活躍を披露。退団が濃厚となっているブラジル代表FWハフィーニャの後釜として期待されている。

リーズはシニステラの他に、MFブレンデン・アーロンソン、MFタイラー・アダムス、MFマルク・ロカ、DFラスムス・クリステンセン、MFダルコ・ギャビを今夏に獲得。ここまで実力者や有望株の確保に成功している。

しかし、こうなると気になるのが資金面で、英『The Mirror』によれば、リーズはシニステラ獲得に2140万ポンド(35億円)を費やした模様。これでリーズの今夏の支出は9300万ポンド(152億円)に達したという。

さらにリーズはクラブ・ブルージュのベルギー代表FWチャールズ・デ・ケテラエルも狙っており、同メディアによれば、クラブレコードとなる3160万ポンド(52億円)を支払う用意があるという。現状、デ・ケテラエルはチャンピオンズリーグに出場できるミラン行きを望んでいるが、オファー額自体はリーズが大幅に上回っているようだ。

もしこの価格でリーズがデ・ケテラエルの獲得に成功すれば、今夏の支出は1億2460万ポンド(204億円)となる。英『football.london』は、チェルシーがハフィーニャ獲得に向け最大6500万ポンド(106億円)を用意したと伝えており、MFカルヴィン・フィリップスは4500万ポンド(74億円)でマンチェスター・シティへと移籍。収入でも支出でも、ビッグクラブ並みの大金が動いている。

今季はギリギリでのプレミアリーグ残留となったリーズだが、2大戦力の放出と引き換えに、大型補強を完遂させようとしている。まだハフィーニャが退団すると決まったわけではないが、新戦力たちにかかる期待と責任は大きい。

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