ロドリの控えに4500万ポンドを支払った理由は? 転換期となるペップ政権7年目

来季のマンチェスター・シティには多くの変化がもたらされると予想できる photo/Getty images

プレミアの開幕戦はウェストハムが相手だ

ガブリエウ・ジェズスに続きラヒーム・スターリングもチームを離れることになりそうなマンチェスター・シティ。スターリングはチェルシー行きが濃厚とされており、ジョゼップ・グアルディオラ政権を支えた2人のアタッカーがチームを去ることになる。

彼らが抜けた穴を埋めるのはアーリング・ハーランドとフリアン・アルバレスだが、どちらも純粋な9番だ。アルバレスは右ウイングでの起用が可能なようだが、欧州初挑戦でありスタートから戦力として計算するのは難しい。

そうなると前線の戦力が薄いように感じる。左はフィル・フォーデンとジャック・グリーリッシュで問題ないが、右はリヤド・マフレズしかいない。若手のコール・パルマーが控えとして昇格するようだが、そこまでトップチームでのプレイ経験が豊富な選手ではなく、アルバレス同様に一人として計算していいのか。

英『manchester evening news』ではジェズスとスターリングの放出は来季のシステム変更を示唆していると主張している。それは[4-3-3]から[4-2-3-1]への変更だ。昨季の終盤に見られた形で、インサイドハーフのベルナルド・シウバがアンカーのロドリと横並びになり、残されたケビン・デ・ブライネがトップ下となる。この利点はダブルボランチにすることで、後方からのビルドアップと守備強度を向上させられる点にある。

カルヴィン・フィリップスの獲得もダブルボランチ化への伏線だといえる。フェルナンジーニョの後釜とはいえ、ロドリの控えとなる選手に4500万ポンドは高すぎる。フィリップスにはアンカーだけでなく、B・シウバのような役割が求められると予想でき、そうなるとポルトガル代表MFを中央だけでなくサイドのアタッカーとしても起用することができる。

3トップであればどのポジションでも起用でき、得点力と守備もあるジェズスとスターリングを一気に手放すことになるシティ。純粋な9番を2人加えるなど転換期を迎えており、ペップ7年目となる来季に期待したい。

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