いつかは原大智のようなステップアップも? 19歳でJ3得点ランクトップに立つ松本のスピードスター

松本をJ2昇格に導きたいところだ(写真はイメージ) photo/Getty Images

松本で得点を量産する横山

昨季J2で最下位となってしまいJ3へと降格が決まった松本山雅FC。ここまで13試合を戦って7勝4分2敗の3位とJ2昇格争いの真っ只中にいる。

そんな松本でエースとして活躍している男がFW横山歩夢だ。ジェフユナイテッド市原や横浜FC、ヴァンフォーレ甲府などでプレイした横山博敏氏を父に持つ19歳は、昨季東海大高輪台から松本へ加入。J2で16試合に出場して経験を積んだ。

舞台をJ3に移した今季は、ここまで10試合に出場して7ゴールを記録しており、首位鹿児島ユナイテッドFCのFW有田光希と並んでリーグトップタイとなっている。一瞬のスピードで相手を抜き去り、馬力のあるスプリントを何度も繰り返す横山が今季結果を残してJ3で大きなブレイクを果たす。そしてチームのJ2へと導き、来季さらに上のレベルで挑戦することができるだろうか。
また同年代でのJ3得点王となれば、2019年の原大智(FC東京U-23)に並んで若い受賞となる。原もJ3で得点感覚を磨いたのち、2021年から欧州挑戦への切符を手にして、今季加入したシント・トロイデンではジュピラー・プロリーグで、チームトップの8ゴールを決める輝きを見せた。そんな原のようなステップアップを横山も見せていきたいところだ。

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