アラバ、ボアテング、そしてズーレも去る バイエルンは今のセンターバック陣でブンデスを支配できるか

ウパメカノは将来性豊かなDFだが…… photo/Getty Images

ワールドクラスの新CBを確保しない場合はブンデスが荒れる可能性

新シーズンのブンデスリーガこそ荒れるのではないか。そんな予感も漂っているが、その理由は絶対王者バイエルンの周辺が騒がしくなっていることにある。

今夏はFWロベルト・レヴァンドフスキの去就が大きな注目を集めているが、気になるのは攻撃部分だけではない。昨夏にジェローム・ボアテングとダビド・アラバ、今夏にニクラス・ズーレを手放した守備陣もバイエルンの支配終焉を予感させる理由の1つだ。

仮にレヴァンドフスキがチームを離れるならば、まずはそこの穴埋めが第一条件となる。中盤の層も厚いとは言えず、今のバイエルンが前線から最終ラインまで幅広く一線級の選手を補強できるかは微妙なところだ。

センターバックに新選手を加えない場合、現状の戦力ではダヨ・ウパメカノ、リュカ・エルナンデス、バンジャマン・パヴァール、若いクリス・リチャーズ、タンギー・クアッシで回していく形になるか。先月24日には右サイドバックを務めるノゼア・マズラウィをアヤックスから獲得しているため、パヴァールはセンターバックに回せるはずだ。

だが、現有戦力で最終ラインを安定させられるかは分からない。いずれも優秀な選手だが、ワールドクラスと評価されている選手は多くない。ウパメカノも発展途上にある選手だ。

しかもズーレはライバルのドルトムントに向かっており、形としてはライバルを強化する格好となってしまった。2年連続で主力センターバックを失うことになったバイエルンの新シーズンはどうなるのか。今夏に一枚は一流のセンターバックを獲得できれば大きいが、それが叶わない場合は新シーズンのブンデスが荒れるかもしれない。

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