A・アーノルドとともに将来を期待された男の現在 リヴァプール史上最年少ゴールを記録したFWは

リーズ戦でともに出場したウッドバーン(左)とA・アーノルド photo/Getty Images

ハーツで主力となったウッドバーン

若くしてリヴァプールでデビューを飾り、今では欠かせない存在へと成長したDFトレント・アレクサンダー・アーノルド。彼と同じタイミングでトップチームへ昇格し、期待を寄せられた男が今季リヴァプールを退団した。

その男がFWベン・ウッドバーンだ。2016年にアカデミーからトップへと昇格すると、同年に17歳でプレミアリーグデビューを飾る。さらにEFLカップ準々決勝のリーズ戦ではゴールを記録し、マイケル・オーウェンが保持していた史上最年少記録を塗り替えた。

同時期にデビューしたアレクサンダー・アーノルドとともにリヴァプールの将来を担う逸材として期待されていたウッドバーンだったが、チームが強化されていく中で出場機会を得ることができず。18-19シーズンにはシェフィールド・ユナイテッドへ期限付き移籍するものの、ケガでの長期離脱もありチャンピオンシップで7試合の出場にとどまる。その後はリーグ1で武者修行を続けるも、主力になることができない。
今季はスコティッシュ・プレミアシップのハーツで28試合に出場したが、今季限りでリヴァプールを退団することが決まった。細かいタッチで相手をいなすボールテクニックとパスを武器に次世代スターとして注目を集めたウッドバーンも22歳となる。ただハーツではキャリアで初めて1年を通して主力となっており、これからさらなる成長にも期待できるだろう。ウェールズ代表からも遠ざかっているFWは、どのような将来を過ごしていくのだろうか。

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