17-18では守護神になるも現在は5番手に リヴァプール退団のカリウスは来季復活を期す

カリウスの来季はどうなるか photo/Getty Images

公式にて退団を発表

今季は4冠に近づいたリヴァプールは、国内カップ2冠を達成もプレミアリーグを勝ち点1差で手が届かず、UEFAチャンピオンズリーグは決勝でレアル・マドリードに敗れた。来季に向けてリヴァプールは複数選手の入れ替わりがあるようだ。

その中でリヴァプールはロリス・カリウスの退団を発表。今季リヴァプールでは出場がなかった同選手はアリソン・ベッカー、クイヴィン・ケレハー、アドリアン、マルセロに続く5番手に甘んじてしまう。カリウスは今季限りの契約を延長せず、クラブを離れることを決定した。

マインツで正GKとして地位を築いていたカリウスは、2016-17シーズンにリヴァプールへ加入。シモン・ミニョレとの守護神争いを勝ち取ると翌年にはUEFAチャンピオンズリーグ決勝進出に貢献。しかしレアルとの決勝では、ミスから失点に絡んでしまうなど、不安定なパフォーマンスを見せてしまった。
2018-19シーズンにはアリソンの加入により、ベシクタシュにレンタル移籍。在籍2年で守護神となるものの、完全移籍には至らず。20-21にはウニオン・ベルリンへ期限付き移籍するが、4試合の出場に限られた。

189cmの長身を生かしたセービング能力を発揮するカリウス。17-18CL決勝ではミスが目立ったが、それまでのパフォーマンスは高く好セーブも見せていた。近年はコンディション不良に悩まされるが、万全であれば高いポテンシャルを秘めている。来季はどこでプレイするか、カリウスの復活にも期待したい。

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