アルゼンチン代表MFはカタールW杯が見納め? 移籍先注目のディ・マリアが代表引退に言及

代表引退を見据える photo/Getty Images

PSG退団でさまざまな移籍先が噂されている

パリ・サンジェルマンとの契約が満了となり、どのクラブへ移籍するのかが注目を浴びているアルゼンチン代表MFアンヘル・ディ・マリア。昨夏のコパ・アメリカではブラジル代表との決勝戦で見事なループシュートを決め、アルゼンチンに28年ぶりのタイトルをもたらしたが、今冬のカタールW杯を最後に代表から退くつもりのようだ。

スペイン『AS』によれば、ディ・マリアはEURO王者とコパ・アメリカ王者が戦う“フィナリッシマ”のイタリア戦を前に、「今回のワールドカップが終われば、その時が来るだろう」と報道陣へ打ち明けたようだ。

彼は3月にアルゼンチンのホームで行われたベネズエラ戦後にも、「恐らくアルゼンチンでの最後の試合となった」と自らのSNSに投稿。この時点でも代表引退を示唆していたが、今回の発言でより現実味を帯びた。

現在34歳のディ・マリアは、2007年にベンフィカで欧州のキャリアをスタートさせ、レアル・マドリードやマンチェスター・ユナイテッド、パリ・サンジェルマンとビッグクラブを渡り歩いてきた。マンUを除く各クラブでタイトル獲得に貢献し、レアルではチャンピオンズリーグも制している。

ディ・マリアの代表引退には、後進に道を譲りたいという意図もあるようだが、やはり念願だった代表でのタイトルを獲得できたことが大きかったのだろう。最後にカタールW杯を制すことができればより理想的な引き際となるが、はたして有終の美を飾ることはできるだろうか。

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