横浜FMに後半だけでハットトリック ユンカーはここからゴールラッシュとなるか

ハットトリック決めたユンカー photo/Getty Images

0-3から同点に追いつく3ゴール

浦和レッズはJ1第11節で横浜F・マリノスと対戦した。前半に3点のビハインドを背負う苦しい展開となるものの、後半に3得点を記録してチームに勝ち点をもたらした男がキャスパー・ユンカーだ。前節までは1ゴールだった男は一気に3ゴールを追加。今後のゴールラッシュへとつながっていくかもしれない。

今試合で先発出場したユンカーは、後半開始早々の46分に岩波拓也の浮き球パスに抜け出し、GKとの1対1を冷静に決めてまず1点。すると1点目と同じような形で後方からのボールに松尾佑介がワンタッチで抜け出したユンカーへパスを送る。オフサイドギリギリで抜け出した同選手がゴールネットを揺らして2点目の得点を挙げる。

さらに終了間際の89分には大久保智明の折り返しに合わせてハットトリック。今季ここまでJ1では1得点と苦しんでいたストライカーに大きな3点が記録された。これで6試合連続ドローとなった浦和だが、3試合はスコアレスドローで終わるなど得点力不足が露呈していた。その影響もあり、優勝を狙うはずのチームがここまで15位と苦しい状況が続いている。

そんなチームにおいて得点源であるユンカーがゴールを量産することができれば、浦和の上位進出も見えてくるはず。ドローが続くなかでユンカーが決定機を外してしまうシーンも少なくなかった。今節のハットトリックがユンカー自身をも好転させることとなれば、次節からゴール数が増えていくことだろう。

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