鎌田、長谷部のフランクフルトがEL制覇を達成! レンジャーズとのPK戦を制し、小野伸二以来日本人史上2度目の快挙

優勝トロフィーを掲げるフランクフルトの選手たち photo/Getty Images

1-1でPK戦へと突入した

レンジャーズとフランクフルトがUEFAヨーロッパリーグ決勝で対戦。1-1でPK戦の末、フランクフルトが勝利して優勝を果たした。

フランクフルトは[3-4-2-1]のシステムで鎌田大地はシャドーで先発出場。長谷部誠はサブからスタートとなる。対するレンジャーズは大会得点ランキング1位のジェームズ・タヴェルニエらがメンバー入りを果たした。

試合は前半から両クラブが一進一退の攻防を繰り広げる。0-0で前半を折り返すと、先制したのはレンジャーズ。57分、相手のヘディングを奪ったジョー・アリボがスピードを生かして抜け出すと、最後はゴールネットを揺らして先制点を挙げる。58分には負傷したルーカス・スバ・メロに代わって長谷部が出場すると、フランクフルトも負けじと69分、左サイドからフィリップ・コスティッチの低いクロスにラファエル・サントス・ボレが合わせて同点に追いつく。
試合はそのまま延長に突入するも、120分でも決着はつかずにPK戦へ突入。先行のレンジャーズは4人目のアーロン・ラムジーがケヴィン・トラップに止められてしまう。フランクフルトは3人目の鎌田大地ら全員がPKを成功。5-3でフランクフルトが優勝を決めた。

フランクフルトは42年ぶり2回目のUEFAヨーロッパリーグ制覇を果たした。鎌田大地と長谷部誠は、2001-02シーズンの小野伸二に次ぐ日本人史上2度目の今大会優勝を経験することとなった。

レンジャーズ 1-1 フランクフルト

[得点者]
57分 ジョー・アリボ(レンジャーズ)
69分 ラファエル・サントス・ボレ(フランクフルト)

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