シティが念願の“純粋な9番”獲得へ ドルトムントで88試合85ゴールを決めた怪物は何をもたらすか

マンチェスター・シティ行きが決まったとされるアーリング・ハーランド photo/Getty images

まだ21歳というのも恐ろしい

昨季はトッテナムのハリー・ケイン獲得を目指すなどストライカーを移籍市場で求めていたマンチェスター・シティだが、ようやくお望みの選手を補強することができたようだ。英『The Athletic』によればボルシア・ドルトムントのアーリング・ハーランドと交渉を行っており、すでに合意したと報じられている。メディカルチェックもパスしたようで、6400万ポンド(日本円にして約102億円)の契約解除金を支払うことになるようだ。また、懸念されていた年俸もチームトップのケビン・デ・ブライネより低い数字に設定されており、チーム内の給与体系を壊す心配もないようだ。

シティとしては念願のストライカー獲得だ。今季も得点数は89ゴールでプレミアトップだが、レアル・マドリードに敗れたCLのような重要な場面で決めきれないケースがこれまでに散見されている。が、ハーランドはドルトムントで88試合85ゴールを記録しており、彼の加入で解消される可能性が高い。

194cmの高さも魅力の一つである。シティの前線の選手は小柄で、空中戦を制し、ゴールを狙うことが難しい。そのため、相手を押し込んでも地上戦でしか戦うことができず、トッテナムのようにゴール前を固めてくる相手には苦労していた。だが、ハーランドのような明確なターゲットがいることでデ・ブライネからの高精度のクロスに合わせられる選手が誕生する。

スピードに乗ったカウンターも強力なオプションとなるか。レロイ・サネが在籍していた時期はラヒーム・スターリングの2人が自慢のスピードを生かしてカウンターを成立させていたが、サネが退団し、スターリングの序列が下がったことで見られる回数が減った。それでも、そこにハーランドが加わることで以前の高速カウンターが復活するか。

ハーランドが加入することで移籍する選手も出てくる。移籍濃厚とされているのがガブリエウ・ジェズスだ。アーセナルが獲得を目指しているとの話があり、ハーランド獲得が正式に発表されれば動きが出てくると思われる。また、スターリングにもアーセナルが興味を示しているという。スターリングは前述したとおり、チーム内での序列が下がっており、以前はバルセロナ行きが盛んに報じられていた。

ノルウェー代表FWの加入で一気に様変わりしそうなシティの前線3トップ。今までなかった強烈なストライカーの加入で、どのような変化が訪れるのか注目だ。

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