ユナイテッドの中盤強化に最適なアカデミー出身のマジシャン イングランド2部で“キーパス80本”供給するゲームメイカー

来季マンチェスター・ユナイテッドでの活躍が期待されるノッティンガム・フォレスト photo/Getty images

気になる人材である

新監督にエリック・テン・ハーグが就任し、来季から新体制となるマンチェスター・ユナイテッド。そこで重要となるのは移籍市場での動きであり、ウェストハムのデクラン・ライスがメインターゲットになっているという話がある。

ライスを獲得できればもちろん素晴らしいが、ローン移籍で武者修行を行っている若手を試すのも悪くない選択肢だ。それは今季イングランドの実質2部であるチャンピオンシップのノッティンガム・フォレストでプレイしているMFジェイムズ・ガーナーのことである。

8歳でユナイテッドの下部組織に入り、2019年にトップチームデビューを果たすと、ワトフォード、ノッティンガム・フォレストの2クラブで経験を積んでいる。今季は特に素晴らしい活躍を収めており、39試合に出場して4ゴール8アシストを記録。チームも直近4試合で4連勝と好調であり、プレミア昇格の可能性を残している。

中盤を本職とする選手であり、以前はアンカー、現在のチームではダブルボランチの一角を務めている。とにかくショートパス、ロングパスの精度とアイデアに長けた選手であり、5-1と勝利を収めた直近のスウォンジー戦では2アシストを記録している。キーパス数80回はチームでトップ、リーグでも6番目の数字であり、2部ではトッププレイヤーとして輝いている。ガーナーの良いところはチャンスメイク以外でもサイドチェンジのような有効な崩しの手段に自身のキック精度を使える賢さにある。今のユナイテッドは後方からのビルドアップがままならず苦労しており、解決をもたらす人物となるか。

守備ではタックル成功数71回、インターセプト数56回とどちらもチーム上位のスタッツを残すなど積極的だが、プレミア相手に通用するかは不安なところであり、ライスのようなプレミアトップの守備力を有する選手の獲得は別に必要となるだろう。

「私たちは彼にとても満足している。一生懸命成長し、自身が優秀であることを証明している。このローンは非常に有益なもので、ガーナーはここに来る前よりも優れた選手になっています」

英『The Athletic』ではクラブの監督であるスティーブ・クーパーがガーナーを称賛している。記事内では2アシストを記録したスウォンジー戦でのパフォーマンスにも触れており、「彼はマジシャンだ」と高い評価を得ている。

英『The Telegraph』によれば来夏のプレシーズンでガーナーはトップチームに帯同し、そこでそのシーズンをユナイテッドで過ごすかどうかのテストが行われるようだ。現状中盤はポール・ポグバ、ネマニャ・マティッチの2人が退団濃厚となっており、中盤の戦力が不足する。ライスを取れたとしても枠は一つ余っており、そこにガーナーが滑り込むことになるだろう(データは『SofaScore』より)。

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