守備が軽いといわれていたのは昔の話? ボーウェンから称賛されるカンセロはヴィニシウスを止められるか

ウォーカー不在となればカンセロがヴィニシウスと対峙することになりそうだ photo/Getty images

重要なポイントとなる

アウェイゲームでのリーズ・ユナイテッド戦を4-0と制し、5日にはレアル・マドリードのホームスタジアムであるサンティアゴ・ベルナベウでCLラウンド4、2ndレグを戦うマンチェスター・シティだが、カイル・ウォーカーが間に合わない可能性がある。

シティの右サイドバックとして不動の地位を築いているウォーカー。非常にアスリート能力が高い選手であり、彼が対人守備で負けているところを想像するのは難しい。そんなチームの要であるウォーカーだが、CLラウンド8アトレティコ・マドリード戦で負傷。その後のゲームではベンチ入りすらしておらず、直近のリーズ戦でもジョアン・カンセロが右SBを務めた。2ndレグも間に合わない可能性があり、このままいけばカンセロが右SBを務めることになるか。

対レアルでは右SBの人選が非常に重要となる。それはヴィニシウス・ジュニオールの存在が大きい。スピードとテクニックを生かしたドリブラーで、今季は得点面が大きく開花し、カリム・ベンゼマと共にチームをけん引している。1stレグでもシティはゴールを奪われており、2ndレグで同じミスはできない。しかし、頼みの綱であるウォーカーは欠場濃厚であり、カンセロが対峙することになる。

カンセロは攻撃的なSBであり、守備面では対応の軽さで批判されがちだが、今季は守備面で向上が見られている。データサイト『SofaScore』によればタックル成功数77回でリーグ7位、インターセプト数54回でリーグ10位と守備スタッツが安定している。確かに守備時の判断は良くなっており、以前まであった軽さは軽減された印象だ。

また、英『CNN Sports』のインタービューに対応したウェストハムのジャロッド・ボーウェンは対戦して最もタフだったディフェンダーにカンセロの名前を挙げている。

「カンセロと対峙する際はいつも大変だよ。彼はとても早く守備が上手い。攻撃志向の選手だけど、突破するには苦労すると思うよ」

ボーウェンは今季ウェストハムでリーグ戦9ゴール8アシストを記録しているアタッカーで、テクニカルなドリブルが武器である。そんな選手がカンセロの対人での強さを称賛しており、信ぴょう性はある。リーズ戦で疲労は見られたが、終盤は躍動しており、レアル戦ではヴィニシウスを封じることが主なタスクとなる。

1stレグでは累積の影響で出場停止となっていたカンセロ。2ndレグでは起用可能であり、右SBでピッチに立つことが予想できる。攻撃でアクセントを作ることも大事だが、ヴィニシウスに仕事をさせないことも重要であり、5日のレアル戦は多忙なゲームとなりそうだ。

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