決定機に立ちはだかったニューカッスルGK
ニューカッスルはプレミアリーグ第35節でリヴァプールと対戦して0-1で敗れている。4冠を目指すリヴァプールの強力攻撃陣に対し、守護神が好守を見せ、最後まで失点を1に抑えて同点の可能性をつなげた。
UEFAチャンピオンズリーグを並行して戦う相手は、モハメド・サラーをサブに置いてサディオ・マネ、ディオゴ・ジョタ、ルイス・ディアスの3トップを並べた。すると18分にはナビ・ケイタが幸先よくゴールを決めてリヴァプールが先制。ここから今試合もリヴァプールのゴールラッシュが始まるかと思われた。
そんなリヴァプール攻撃陣の前に立ちふさがったのが、GKマルティン・ドゥブラフカだ。40分のジョタのヘディングシュートをセーブすると、59分にもディフェンスラインの裏に抜け出されてジョタが決定機を迎えるも素早く飛び出した守護神が先にボールに触れて事なきを得る。
結局ケイタの1ゴールで試合が終了した今試合。ドゥブラフカは、今節だけでセーブ数「9」を記録しており、データサイト『SofaScore』での評価点では、両チームで最高の「8.8」が付けられた。彼がゴールマウスを守っていなければ、さらにリヴァプールが得点を重ねたことだろう。結果的には0-1で敗れたものの、最後までニューカッスルが同点の希望を持つことができたのは、彼の好守があったからだ。
リヴァプールとの熱戦を終えたニューカッスルだが次戦はマンチェスター・シティとの対戦が待っている。今節で大きな活躍を見せたドゥブラフカは、首位相手にも自身の力を発揮することができるか。