実は2020年9月から先発ゼロ…… W杯で“チアゴ&ペドリ”完成すれば日本代表に勝ち目はあるか

チアゴがスペイン代表で1番手になれない時期もあった photo/Getty Images

世界最高の中盤になる可能性

今年のワールドカップ・カタール大会でスペイン代表とグループステージで同居した日本代表。

EURO2020でベスト4にも入ったスペインは優勝を狙うだけの力を備えており、日本にとっては厳しい戦いとなるだろう。中でも恐ろしいのは中盤の構成である。

現在は怪我で離脱しているが、バルセロナ所属の19歳MFペドリがすでにワールドクラスとして完成の時を迎えている。カタール大会でも中盤の軸となるはずで、ペドリの創造性は恐怖だ。

そしてもう1人。リヴァプールで充実のシーズンを送るチアゴ・アルカンタラの存在が気にかかる。

チアゴはリヴァプールでも高い評価を得ているが、実は最近のスペイン代表では主力になりきれていない。昨夏のEURO2020でもスタメン出場はゼロで、スペインの中盤には前述したペドリに加えて同じバルセロナのガビ、アトレティコ・マドリードのコケら優秀な選手が揃う。

チアゴが最後に代表戦で先発したのは2020年9月のウクライナ戦まで遡る。スペインもこの2年で若手が次々とメンバーに入り、中盤の競争も激しくなったのだ。

しかし、現在のチアゴのパフォーマンスを考えればスタメンに戻っても不思議はない。アンカーにロドリかセルヒオ・ブスケッツ、インサイドハーフにペドリとチアゴなんて構成も面白く、ワールドカップでも中盤を支配できるに違いない。

この並びは最終戦で顔を合わせる日本にとっても脅威となるはずで、右に左に振り回されてしまうかもしれない。往年のシャビ・エルナンデスのようなパスワークをチアゴ、アンドレス・イニエスタが魅せる崩しをペドリが実践するなんてことも出来てしまいそうだが、チアゴはカタールの地でどう起用されるのか。日本にとっては楽しみであると同時に、恐ろしい悩みがスペインの中盤にはある。

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