衝突もありながら“アーセナル6年目” ジャカ「何かこのクラブで特別なことを」

2016年よりアーセナルでプレイするジャカ photo/Getty Images

若いチームにとって貴重なリーダーの1人

何度かサポーターと衝突したり、キャプテンマークを剥奪されたりと難しい時期を過ごしてきたが、スイス代表MFグラニト・ジャカはアーセナルに特別な思い入れがある。

ジャカとクラブの契約は2024年まで残っており、ジャカはアーセナルで何かタイトルを得たいと考えているのだ。

「まだ僕には2年の契約が残っている。それまで僕はこのクラブに全力を尽くすつもりだ。そう常に言ってきた。何かこのクラブで特別なことを成し遂げたい。それまで僕は去らないよ」(英『The Sun』より)。
今季のアーセナルは収穫の多いシーズンを過ごしており、リーグ戦順位も5位と悪くない。まずはトップ4に入り、来季のチャンピオンズリーグ出場権をゲットするのが目標となる。

そして今夏にいくつか新戦力を迎え入れ、2年でマンチェスター・シティやリヴァプールといった真の強豪と戦える戦力を整える。難しいミッションではあるが、このステップを踏まなければアーセナル悲願のリーグ制覇は実現しない。

今季はMFマルティン・ウーデゴーやブカヨ・サカ、エミール・スミス・ロウ、FWガブリエウ・マルティネッリなど若い選手たちが好調で、彼らの成長は来季以降へ大きな収穫だ。このヤングタレントを軸に、新戦力を3名ほど加えたい。

29歳のジャカはそんなヤングタレントたちをまとめるリーダーの1人となってくれるはずで、アーセナルで242試合こなしてきた経験値は若いチームにとって非常に重要だ。

加入からちょうど6年。アーセナルではFA杯を2度、コミュニティ・シールドも2度制しているが、タイトルがこれだけでは満足できないだろう。最大の目標はプレミア制覇となるはずだが、ジャカは残りの2年間でその目標に届くか。

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