移籍後初先発で2試合連発弾 モーベルグはドリブルでもゴールでも存在感を発揮

浦和で存在感を示す(写真は前節) photo/Getty Images

今季から浦和の10番を付ける

浦和レッズはJ1第6節で北海道コンサドーレ札幌と対戦する。前半に先制点を決めた浦和だったが、後半に札幌に追いつかれて1-1のドローで決着した。浦和の先制ゴールを奪ったのは、移籍後初スタメンを飾ったダヴィド・モーベルグだ。

右サイドハーフでスタメン出場したモーベルグは、前半から積極的なドリブルで突破を試みる。サイドから仕掛けるだけでなく、ゴール前にも顔を出して好機を作り出すなど、チームの攻撃の核となる活躍を見せた。

すると30分、ペナルティエリア内でハンドがあったとして浦和にPKのチャンスが与えられる。キッカーに指名されたモーベルグは、落ち着いて右隅に蹴って先制点をゲット。前節・磐田戦に次ぐ2試合連続ゴールで自身の力を見せつける。

また44分には自らのドリブルでチャンスを作り、最後はキャスパー・ユンカーにラストパスを出す。ユンカーのシュートはGKの好セーブにより得点には至らなかったが、個人の力で決定機を演出できるモーベルグの存在は非常に大きい。

自らの武器を十分に発揮するとともに得点も決めてチームに勝ち点をもたらすモーベルグ。今後も彼の輝きが浦和の躍進につながっていく。

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