プレミア通算34ゴールで“エジル越え”達成 シティのブレインとして活躍するギュンドアンの安定感

安定感があり頼りになるイルカイ・ギュンドアン photo/Getty images

頼もしい

プレミアリーグ第31節バーンリー対マンチェスター・シティの一戦が行われ、0-2でシティが勝利している。この試合が開催される前に2位のリヴァプールがワトフォードに勝利しており、プレッシャーのかかる中での一戦となったが、確実に勝利をものにして首位を維持している。

そんな重要な一戦で2点目を決めたイルカイ・ギュンドアンだが、このゴールでプレミア通算34ゴール目となり、元アーセナルのメスト・エジルが持つ数字を超えることになった。現在の契約は2023年までとなっているが、ギュンドアン自身は契約更新に意欲的であり、この数字は今後も伸びることになるか。

今季はリーグ戦で6ゴール4アシストと、中盤ながら十分に得点に関与しているが、昨季の得点力は素晴らしかった。ケビン・デ・ブライネが怪我で離脱しており継続して出場機会を得られたこともあって13ゴール2アシストを記録。昨季はチーム得点王でシーズンを終えた。これは偽9番の導入が影響しており、ギュンドアンの前に飛び出す意識の高さとセンターフォワードの位置に入った選手のスペースを空ける意識が上手く合致し、得点量産につながっている。このギュンドアンの活躍もあって公式戦では21連勝の大記録を残し、昨季は独走でリーグ優勝を決めている。

今季は調子を戻したデ・ブライネ、一気にパフォーマンスを上げたベルナルド・シウバにポジションを奪われている形となるが、ギュンドアンに安定感があるおかげで前述した2人を休ませることができる。ゲームメイク、チャンスメイク、守備と高い水準でこなしており、非常に賢い選手だ。そのインテリジェンスを生かしてシティのU-16のトレーニングを指導している様子を自身のSNSで公開しており、今後はプレイヤーだけでなく監督としても期待できる。

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